100種類より1種類を100回

今週のお題はオススメのマンガらしいということで、藤子・F・不二雄大全集ドラえもんを買いました。ドラえもんてんとう虫コミックスのやつをもう80周くらい読んだことがあります。俺をそこまで惹きつけた、ドラえもんの15個の魅力は後述するとして、今回改めて読んで思いました、「漫画でも映画でも本でもテレビでもあれもこれもなんでもかんでも、100種類のものを1回ずつ見るより1種類のものを100回見た方が良い気がしてきた。」なんでそう思ったのかってのは後述するとして、まず良いって何に良いんだよバカって話なんですけど。やっぱり情報のシャワーを浴びるよりお風呂に浸かった方がいいって話です。日本人だし。ゆっくりできて健康に良いしね。あと残り湯を洗濯に使えたりもするし。ほら、防水のテレビとか持ち込めば録画して溜まってる番組も見られるじゃん?あ、そうだ、本も持ち込んだりしてさ、1ヶ月で100冊くらい読めちゃうんじゃん!?すげー!!
大人になってから、一度見たものをもう一度見直すということが少なくなりました。子供の頃は違いました。あの頃は新しいものなんてそうそう買ってもらえないので、持ってるものを味がなくなるまで食べ続けるしかなかったのです。がしかし、大人になり自由に使えるお金が増えたもんだから、次から次へと湧き出てくる新しいものを不自由なく手に入れることが出来るようになり、昨日のカレーを食べる必要はなくなりました。暴飲暴食暴糞の時代の始まりです。新しく湧き出てくるものを消化するのに必死で今朝食べたものも覚えていません。それどころか必要な栄養量以上食べ過ぎて、せっかく食べたものを吸収せずにウンコとして出すという無意味な行為を繰り返しています。せっかく吸収しやすいように噛み砕いて食べたのに、噛み損です。一体何のためにアゴを上下に動かしていたのでしょうか。何科の生き物なんでしょうか。
子供の頃はなんでももっと大切に食べていたはずです。さすがに自分のうんこを食べるリサイクル精神はありませんでしたが、鼻くそはみんな食べていましたよね。その時のことを思い出してみてください、鼻くそにも味があったはずです。あの日の鼻くその味があったはずです。要するにそういうことなんですよ!鼻くそは!うまい!!