ダンサーインザダークを見た

鬱になるとか泣けるとかなんとか聞いていたので、最近の自分の怠惰な意識を変えるために正月早々見てみた。

結論は鬱にもならなかったし、泣けもしなかった。自分の怠惰さに勝てなかったということではない。
そうならなかった理由は2つ。
まずセルマに感情移入しなかった、考えがよくわからなかった。これは自分の経験の無さなのかな、よくわからない。
もう一つ、辛そうな状況になると始まるミュージカルで気が楽になった。その意味ではセルマの気持ちになったのかもしれない。警官のおっさんが血だらけで踊ってるとことか笑えたし、あと107歩歩くとこでおっさんの懐に潜り込んでるとこを引っ張り出されるところも。そう、泣けるとか鬱になるとかそういう映画ではありませんでした。

関係ないけど死刑前に「食事です」とか持って来られて、あれって食べるもんなんですかね。俺は絶対いりません。よく「最後の晩餐には何食べたい?」なんて質問があるけど、正直何も食べたくないですよ、食べたってどうせ味なんかわかんないし何食ってもまずいですよ。そもそもあと何分後かに死ぬ人間にも食欲があるのかな、脳的にはまだ生きるつもりなのかな?まぁ実際そんなこと言うと感じ悪いので「うーんお茶漬けかなぁ」とか言っときますけど。

最後にビョークって山田花子北陽伊藤さおりだと思います。山田花子は大分序盤の方で出てきたんだけど、伊藤さおりが思い浮かんだときはやったー完成だーって思いました。